Broad WiMAX(ブロードワイマックス)を始めとするWiMAXはWi-Fi中継機(アクセスポイント)として使う機能(モード)が搭載されていて切り替えることでWi-Fi中継機として使うことができます。
ただし注意点があって中継機として使う場合にはLANケーブルとモバイルルータータイプの場合はクレードルで中継元のルーターと有線LANで接続されている必要があります。
モバイルルータータイプのルーターの場合はクレードルがないとWi-Fi中継機として使うことが出来ないので注意が必要です。
据え置き方のホームルーターは有線LANポートが標準で2ポート搭載されているので設定変更するだけですぐにWi-Fi中継機として使えます。
Wi-Fi中継機として使う「アクセスポイントモード」とは
Broad WiMAXのWiMAXルーターにはWi-Fi中継機として使うことができる「アクセスポイントモード(APモードやブリッジモードとも言われる)」機能が搭載されていて、設定を変更することで簡単に使うことができます。
- 通常モード: WiMAXルーターのWiMAX2+回線を使ってネットに接続
- アクセスポイントモード: WiMAXルーターをWi-Fi中継機として使うモード
ただし、据え置きタイプではない手のひらサイズのモバイルルーターの場合はクレードルにセットして、有線LANで中継したいもとのルーターと有線LANケーブルで接続されていないと使えないので、もしWi-Fi中継機能がうまく使えなかった場合は環境をチェックしてみてください。
WiMAXルーターをWi-Fi中継機として使うメリット
WiMAXルーターをWi-Fi中継機として使った場合にはWi-Fiの電波を増幅することができるので以下のメリットが生じます。
- Wi-Fiの電波を強くすることができる
- Wi-Fiの使えるエリアを広げることができる
- WiMAXよりも安定したネット回線が使える
- 3日で10GB制限の対象ではなくなる
それぞれ詳しく紹介していきます。
Wi-Fiの電波を強くすることができる
WiMAXルーターをWi-Fi中継機として使った場合の一番のメリットは電波を強くすることができることです。
Wi-Fiの電波の届きにくい場所や電波が弱い場所があっても間にWi-Fi中継器を置けば電波が増幅されるので電波を強くすることができ、
結果、通信速度が速くなりネットが安定します。思ったよりも速度が出ない、インターネットがブチブチと切れる、電波が弱くてWi-Fiの接続が切断されるなどの問題が解決されます。
Wi-Fiの使えるエリア(距離)を広げることができる
WiMAXルーターをWi-Fi中継機として使うとWi-Fiの使えるエリア(距離)を広げることができます。
Wi-Fiの電波の届く距離は決まっていて直線距離で100mくらいです。
WiMAXルーターをWi-Fi中継機として使うとWi-Fi中継機からさらに100m届くようになるのでパソコンなどとデータ通信をするWi-Fiの電波を中継して電波を増幅したり、電波の届く距離を伸ばしたりできます。
WiMAXルーターをWi-Fi中継機として使う場合、親機となる機器は、数年前のルーターでも最新のルーターでも使えます。
Wi-Fi中継機を使うと1Fや2F、1Fや3Fなどの離れた場所にスマホやタブレット、PCなどがあっても電波が届くようになりますし、遠く離れた部屋や離れの部屋でもインターネットが使えるようになります。
WiMAXよりも安定したネット回線が使える
WiMAXルーターをWi-Fi中継機として使った場合、自宅の光回線などの高速なネット回線を中継して使うのでWiMAXよりも高速な通信速度でインターネットが使えるメリットがあります。
ただし、WiMAXのほうが自宅のインターネット回線よりも速度が速い場合は、WiMAXルーターを中継機として使うよりもWiMAXでインターネットに接続したほうが快適に使えるので、
Broad WiMAXのWiMAXルーターはWi-Fi中継機として使える機能が最初から搭載されているので解約後も有効活用ができます。
3日で10GB制限の対象ではなくなる
Broad WiMAXをはじめとするすべてのWiMAXには3日10GB制限という3日で10GB制限とは直近3日間のデータ通信量が10GBを超えた場合は18時〜2時の間1Mbpsに速度制限されます。
- 速度制限がかかる条件: 3日で10GB以上のデータ通信をした場合
- 速度制限の時間時間帯: 18時~26時の8時間の間だけ
- 速度制限中の通信速度: 1Mbps(実測で1Mbps上限まで出ます)
この速度制限がされた時は、YouTubeの標準画質が途切れること無く再生できる速度で、制限される時間は18時〜2時までとなっていてととても緩い内容となっています。
以下の表をみるとどのタイミングで通信速度制限がかかるのかわかりやすいのですが直近3日の通信量が10GBを越えている場合にその日のは18時〜2時まで通信速度制限がかかり低速になります。
そのため高画質な動画を再生しない限りほとんど影響なくインターネット(データ通信)を快適に使うことができます。
詳細はBroad WiMAXのWiMAX2+の速度制限は3日で10GBだけでも説明していますのでこちらも参考下さい。
【保存版】WiMAX2+の3日10GB制限のすべてを詳しく解説
速度制限中も1Mbps上限まできっちり速度が出る
実際に私が使っているBroad WiMAXで昼間に3日で10GB制限がかかるように無駄に大容量のファイルをダウンロードして速度制限をかけて速度計測をした結果が下記になります。
Broad WiMAXは速度制限中でもきっちりと1Mbpsの速度がでているのでかなり快適に利用できます。他のポケットWiFiは128kbps(0.128Mbps)の速度制限の内容なので快適度が全く違います。
WiMAXをWi-Fi中継機(ブリッジモード)として使う設定方法
では実際にWiMAXルーターをWi-Fi中継機として使うやり方(方法)と手順を画像つきで詳しく紹介します。
このやり方で使っているのはBroad WiMAXで契約したWX03という機種ですが、機種によって操作画面が変わりますが基本的な操作は同じです。
Wi-Fi中継機として使うモードは「アクセスポイントモード(APモード)」と言われます。
ルーターモードとアクセスポイントモード(APモード)の切り替え方法
【WX03】ルータモードとアクセスポイントモードとの切替方法は? – よくある質問
STEP1.ルーターの設定画面を開く
ルーターモードとアクセスポイントモード(APモード)の切り替えはルーター側の設定画面から行います。
まずは、ルーターの設定画面を開きます。
STEP2.アクセスポイントモードの画面を開く
続いてアクセスポイントモード(APモード)の設定画面を開きます。
WX03ではアクセスポイントモードという名称で表示されますが、機種によってはAPモードと表示されるものもあります。どちらも同じ意味です。
機種によっては「ブリッジモード」と表示されるものもありますが、こちらも同じ意味です。
STEP3.使用するを選択する
通常WiMAXルーターをインターネットに接続するルーターとして使っている場合は「使用しない」となっているので「使用する」に設定変更をします。
STEP4.クレードルにセットしてLANケーブルを接続する
ここまで設定をしたら設定は完了です。
あとはルーターをクレードルにセットして、クレードルの背面にある有線LANポートと自宅の光回線などのルーターやモデムについている有線LANポートを有線LANケーブルで接続すれば完了です。
WiMAXルーターをWi-Fi中継機として使う注意点
WiMAXルーターをWi-Fi中継機として使う場合の注意点は2つあります。
1つ目はモバイルルーターの場合は「クレードルが必須であること」2つ目は「有線LANケーブルでルーターとの接続が必要なこと」です。
- モバイルルーターの場合はルーターをクレードルにセットしてあること
- 有線LANケーブルでルーターとの接続されていること
ホームルーターの場合は本体背面に最初から有線LANポートが付いているでクレードルは必要ありません。
モバイルルーターの場合はクレードルが必須
WiMAXルーターをWi-Fi中継機として使う場合には有線LAN接続が条件なので、手のひらサイズのモバイルルーターの場合は、クレードルが必須です。
W06などのクレードルがついていない機種の場合はWi-Fi中継機として使うことができなのです注意が必要です。
ホームルーターの場合は本体背面に最初から有線LANポートと自宅の光回線などのルーターやモデムについている有線LANポートを有線LANケーブルで接続すれば完了です。
クレードルの有線LANポートとルーターの接続が必須
WiMAXルーターをWi-Fi中継機として使う場合には「有線LANケーブルでルーターとの接続が必要」なので
モバイルルーターの場合はクレードルに搭載されているLANポートと自宅の光回線などのルーターやモデムについている有線LANポートを有線LANケーブルで接続する必要があります。
ホームルーターも本体背面に搭載されているLANポートと自宅の光回線などのルーターやモデムについている有線LANポートを有線LANケーブルで接続すれば完了です。
アクセスポイントモードへの変更が必要
あとは忘れないようにルーターの設定画面からアクセスポイントモード(APモード)を「使用しない」から「使用する」に設定変更をする必要があります。
ブリッジモード対応のWiMAXはBroad WiMAX
いろいろなWiMAXがありますが、ブリッジモードに最初から対応しているのはBroad WiMAXのWi-Fiルーターです。
Broad WiMAXは業務用として使われたり、法人で使われたりしているWiMAXで個人ユースだけでなくビジネスユースとして使われることも想定して設計されています。
そのため、最初からブリッジモードが使えますので、他社のWi-Fiルーターの用に追加機器を購入する必要がありません。
まとめ
Broad WiMAX(ブロードワイマックス)のWiMAXルーターはWi-Fi中継機(アクセスポイント)として使う機能(モード)が搭載されていて切り替えることでWi-Fi中継機として使うことができます。
WiMAXルーターをWi-Fi中継機として使った場合にはWi-Fiの電波を増幅することができるので以下のメリットは受けられます。
- Wi-Fiの電波を強くすることができる
- Wi-Fiの使えるエリアを広げることができる
- WiMAXよりも安定したネット回線が使える
- 3日で10GB制限の対象ではなくなる
WiMAXルーターをWi-Fi中継機として使う場合は以下の3つが条件なのでこれらに気をつけてクレードルがや有線LANケーブルがなければ用意をして
アクセスポイントモードへの変更することでWi-Fi中継機として使うことができるので便利ですよ。
- モバイルルーターの場合はクレードルが必須
- クレードルの有線LANポートとルーターの接続が必須
- アクセスポイントモードへの変更が必要
Broad WiMAXのWiMAXルーターをWi-Fi中継機として使う機能は解約後であっても使えるので解約後も有効活用できて無駄がないのでいいですね。
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