WiMAXのハイスピードプラスエリアモードとは、WiMAXやWiMAX2+の電波が届かないエリアであってもauの4G LTE網を使ってネットに繋がるようになるモードです。
規制は、ハイスピードプラスエリアモードは月に7GB以上の通信を行うと月末日まで通信速度を128kbpsに制限されるので使いすぎる月末まで遅い通信速度でしか使えなくなりストレスになります。
月に7GB速度制限の対象はハイスピードプラスエリアモードだけなのでWiMAX2+では月に7GB以上使っても速度制限はされません。
WiMAXが圏外の場所であっても電波の届く範囲が広いので山間部や地下などであってもインターネットが使えます。
ハイスピードエリアモードは手動で切り替えた時のみ有効になるので勝手にハイスピードエリアモードになることはありません。
必要な時だけ有効にして使うことができ普段はハイスピードエリアモードに規制をかけて自動的に切り替わらないように制限をかけておくことができます。
WiMAXのハイスピードプラスエリアモードとは
WiMAXのハイスピードエリアモードはWiMAXとWiMAX2+の電波のエリアの圏外になった時にWiMAXとWiMAX2+の電波よりもエリアが広いauの4G LTE網を使って通信をするための通信モードです。
使用するau 4G LTE網はauのスマホやiPhoneが使用しているインターネット網と同じなのでauのスマホやiPhoneが繋がる場所であれば同じようにインターネットに繋がります。
au 4G LTE網の人口カバー率は99%を超えているので山間部や地下などであっても問題なくインターネットに繋がります。
WiMAXで使える3つの通信モードの詳細
WiMAXルーターは「WiMAX2+」「ハイスピードモード」「ハイスピードプラスエリア」の3つのモードが使えます。WiMAXプロバイダは20社以上ありますが、
どのWiMAXプロバイダのルーターを使っていても回線や通信モードは共通です。
WiMAXルーターで使える3つの通信モード
- ハイスピードモード(WiMAX): WiMAXエリアで使える下り最大13.3Mbpsの回線
- ハイスピードモード(WiMAX2+):WiMAXの上位版で下り最大4200Mbps(4.2Gbps)の高速回線
- ハイスピードプラスエリアモード:au 4G LTE回線を使って通信をするモード
ハイスピードモード(WiMAX)とは?
ハイスピードモードはノーリミットモードとも言われています。
ハイスピードモードはどれだけ使用しても速度制限や容量制限がないのですが、WiMAX2+に移行後の2018年には廃止予定になっています。通信速度が13.3Mbpsと遅くWiMAX2+が利用できないエリアだと自動的にハイスピードエリアモードに切り替わってインターネット通信を継続させようとします。
それでも電波がない場合は、ハイスピードプラスエリアモードは手動でau 4G LTE網に切り替えることで通信が継続できる仕組みが用意されています。
ハイスピードモード(WiMAX2+)とは?
ハイスピードエリアモードはWiMAX2+の通信網を使って通信するモードです。
現在のWiMAXでメインで使われている通信モードで継続的に通信エリアや通信速度が改善されています。
WiMAX2+はWiMAXの上位回線で下り最大4200Mbps(4.2Gbps)の高速回線です。
キャリアアグリゲーション(CA)という仕組みで1本220Mbpsの回線を2本束ねて下り最大4200Mbps(4.2Gbps)の高速な通信速度を実現しています。
現在販売中のすべてのWiMAXルーターはすべてキャリアアグリゲーション(CA)に対応しているので特別な設定など不要で普通に電源をいれるだけで自動的にキャリアアグリゲーション(CA)を使った最大4200Mbps(4.2Gbps)の高速インターネットが利用できます。
古いWiMAXルーターを使っているとキャリアアグリゲーション(CA)に対応していないので最大220Mbpsや110Mbpsの通信速度が最大になっている端末もあります。
そのため古い端末を使っている場合は新しいWiMAXルーター端末に乗り換えるだけでさらに高速にインターネットが使えるようになります。
【保存版】Broad WiMAXの機種変更条件と方法手順と手続き詳細
ハイスピードプラスエリアモードとは?
ハイスピードエリアモード(au 4G LTE)はWiMAXとWiMAX2+の電波のエリアの圏外になった時にWiMAXとWiMAX2+の電波よりもエリアが広いauのLTE網を使って通信をするための通信モードです。
一言でいうと「WiMAXとWiMAX2+の電波が入らない場所でもauのLTEの電波なら届いているかもしれなから切り替えて使おう」ということです。
なぜならauのLTEは人口カバー率は99%だからです。
WiMAXよりも広いエリアをカバーしていてほとんどの地域でデータ通信(インターネット)が使えます。
なぜこのハイスピードエリアモード(LTE)がauのLTEを使っているかというとBroad WiMAXに回線や電波を提供しているUQ WiMAXがau系の会社だからです。
LTEとWIMAX回線 | 通信速度 | 通信回線 | カバーエリア | 通信制限 |
WiMAX | 速い (下り最大4200Mbps(4.2Gbps)) |
WiMAX/WiMAX2+ | そこそこ広い | 制限なし |
au 4G LTE | スマホと同じ (下り最大100Mbps) |
au LTE | かなり広い | 7GB/月まで |
WiMAXのハイスピードプラスエリアモードの利用料金は無料?有料?
Broad WiMAXのハイスピードプラスエリアモードの利用料金、使用料は無料です。
2年契約ではハイスピードプラスエリアモードは有料でハイスピードプラスエリアモードを少しでも使った時は月額1,000円の追加料金がかかりましたが、
今は3年契約のみとなりすべての契約者がハイスピードプラスエリアモードを無料で利用できるようになりました。
ハイスピードプラスエリアモードは無料で利用できる
Broad WiMAXは「ハイスピードプラスエリアモード」は無料で利用できるのでどれだけ利用しても追加料金はかかりません。
ハイスピードプラスエリアモードを使うかどうかの設定は自分のWiMAXルーターの設定を手動で切り替えることで利用できます。
↑WiMAXルーター「WX03」の通信モードの選択画面
2年契約をした人はハイスピードプラスエリアモードは有料
Broad WiMAXを2年契約できるタイミングで2年契約していた場合は、ハイスピードプラスエリアモードに切り換えるごとに1,005円が月額料金に上乗せされます。
2024年現在はすべてのWiMAXが3年契約のみとなっていますのでハイスピードプラスエリアモードが有料だったのは昔の話です。
WiMAXのハイスピードプラスエリアモードの必要性
WiMAXのハイスピードプラスエリアモードの必要性はWiMAXとWiMAX2+の電波が入らない場所でもインターネットに接続するために必要です。
WiMAXのハイスピードプラスエリアモードはauのスマホやiPhoneなどで使っているauの4G LTE回線なので山間部や地下、新幹線の中や地下鉄の中でも安定して通信をすることができます。
WiMAXのハイスピードプラスエリアモードの制限内容
ハイスピードプラスエリアモードはあるならずっとハイスピードプラスエリアモードでいいのでは?と思うかもしれません。
結論を先に書くと、ハイスピードプラスエリアモードは月に7GB以上の通信を行うと通信速度を128kbpsに制限されるので使いすぎる月末まで遅い通信速度でしか使えなくなりストレスになります。
たとえばWiMAX2+のハイスピードモードで10GB通信をした後に、ハイスピードプラスエリアモードをONにして使った場合は、ONにした時点から7GBがカウントされるのでその月は10GB+7GB=17GB以上の通信をすると通信速度制限がかかり月末まで128kbpsに制限されます。
- ギガ放題プラン: 制限はなし(3日で10GB以上使用した場合は1Mbpsに制限)
- ライトプラン: 月間データ容量は7GBまで(超えると128kbpsに速度制限される)
- ハイスピードプラスエリアモード: 使用した月には7GBまで(超えると月末まで128kbpsに速度制限される)
しかし、ハイスピードプラスエリアモードを使わなければ3日で10GB以上の制限しかないのでハイスピードプラスエリアモードをONにして使った場合よりも通信速度制限なく高速インターネット通信ができます。
ハイスピードプラスエリアモードで速度制限を受けない方法
ハイスピードプラスエリアモードは月7GB以上の通信をすると月末まで128kbpsに速度が制限されます。
ハイスピードプラスエリアモードを使っても速度制限を受けなようにするには、ハイスピードプラスエリアモードで使ったデータ容量を7GB以下に抑えれば月末までの128kbpsの制限対象外となります。
WiMAXのハイスピードプラスエリアモードの規制の解除と設定と解除方法
WiMAXルーターはハイスピードプラスエリアモードに切り替わらないようにWiMAXルーターで制限をかけることができます。
機種によって設定方法は異なりますが、基本的にWiMAXルーターの設定画面にログインして、「ハイスピードプラスエリアモード規制」の設定をオンにして「適用」ボタンを押すことでハイスピードプラスエリアモードの規制をかけることができます。
WiMAXのハイスピードプラスエリアモードの料金
Broad WiMAXののハイスピードプラスエリアモードは無料なのでどれだけハイスピードエリアモードを使っても追加料金はかかりません。
- ハイスピードエリアモードを使わなかった月: 追加料金なし
- ハイスピードエリアモードを使用した月: 追加料金なし
そのため、WiMAXの電波が弱い地域や電波が入らない地域に行く場合だけハイスピードプラスエリアモードを使って通信することができるので毎月追加料金がかからず、無駄がない仕組みになっています。
Broad WiMAXは使い放題の最安最速のWi-Fiインターネット
Broad WiMAXの月額料金は月額3883円(最初の1ヶ月間は1397円)で業界最安値の月額料金です。
僕はBroad WiMAXを10年以上使い続けていていろいろなWiMAXを契約したことがありますが一番安く利用できているのが「Broad WiMAX」です。
各ポケットWiFiの比較
ポケットWiFi | 月額料金 | 制限 | 制限時の速度 |
---|---|---|---|
光回線 | 約8,000円 | 制限なし | 制限なし |
Broad WiMAX | 約3,883円 | 制限なし | 制限なし |
Y!mobile | 約4,000円 | 3日で10GB | 1000kbps |
Yahoo!WiFi | 約4,100円 | 3日で3GB | 128Kbps |
ドコモ | 約6,400円 | 月5GB | 128Kbps |
約8,100円 | 月8GB | 128Kbps |
128kbpsの速度制限はYahoo!のトップページを開くだけでも20秒〜30秒程度待たされる速度で動画なんてとても見れない状態になります。
Broad WiMAXは速度制限に引っかかったとしても1Mbpsの速度ができるでほとんど速度制限の影響を受けること無くインターネットを利用できます。
各WiMAXプロバイダの月額料金の比較
WiMAXプロバイダは全部で20社以上あり料金が安い順に6社取り上げました。
その中でもBroad WiMAXの月額料金は最安です。月額料金が安くても性能はどのWiMAXプロバイダであっても同じです。
月額3,773円で月間データ使用量無制限(ギガ容量無制限)で最初の1ヶ月間は1,397円(税込)で利用できるのがBroad WiMAXだけの最大のメリットです。
プロバイダ名 | 月額利用料(~24ヶ月目) |
---|---|
Broad WiMAX(ブロード ワイマックス) ※WiMAX業界最安値の月額料金 | 3,883円 (1か月間は1,397円) |
UQ WiMAX | 4,380円 (3か月間は3,696円) |
GMOとくとくBB | 4,263円 (2か月間は3,609円) |
BIGLOBE(ビッグローブ) | 4,380円 (2か月間は3,695円) |
PEPABO WiMAX(ペパボ ワイマックス) | 3,609円 (2年間料金はそのまま) |
@nifty(ニフティ) | 4,350円 (2か月間は3,670円) |
今現在コスパ最強のネット回線はBroad WiMAXです。Broad WiMAXを選んでおけば失敗することはありません。